BREWを始めたきっかけ

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どうも中村です。

前回の続き。

僕がBREWをはじめたきっかけについて。

 

きっかけは日本のスノーボードウエアブランドや海外のメーカーの輸入代理店をやっているNさんに飲み屋さんで出会った事が始まりだった。

 

Nさんはライダーから生まれるブランドの大切さを話してくれた。
合わせてブランドをやらないか。と。

 

結果Nさんにマージン(手数料)を取られるとか、売上金の一部を払うなどという事は無かった。(もちろん生産費や工場からの送料などは支払うが)
ただ単にライダーズブランドを世に出したかっただけの本当のいい人だった。

 

Nさんはジャパニーズブランドを中国の工場で作っているのだが、僕がブランドをやるのであればその生地(布)を一部多めに買って、それで作ればいいと言ってくれた。

 

僕はその時、ウエアのサポートが無かったのもあってか、パーカーで滑る時にどこのパーカーを着たらいいかいつも迷っていたし、オーバーサイズのパーカーを探すのにいつも苦労していた。(スノーボードのパンツは太いのでサイズが大きくないとバランスが悪いので)

 

さて、こんな話をもらったらやりますと言ってしまうだろう。

 

まずはブランド名だ。

BREWに決めたのは僕らはビールが好きだったから。単純だ。

横乗り(スケーター、スノーボーダー、サーファー)はビール好きが多い。昼間からでもお構いなし。乾杯する事で仲間が増えればさらに楽しい。

 

そんな想いでBREWと言うブランドにした。

さて。ここからが問題だ。

ロゴを作らなければならない。

僕は絵は下手では無いがセンスは無い。

 

模写はできるが、イメージしたものが絵には出来ない。PCは簡単な動画編集ぐらいでイラストレーターやフォトショップなんて物も知らない。

 

そこからひたすらGoogleでいろんなイラストやロゴやパッケージなど見あさりまくった。

 

街やテレビや雑誌からもデザインのヒントがないかという目になっていた。

 

あるとあらゆる商品や看板がデザインされている事が分かった。むしろそんな底辺のレベルからよく始められたなと思うほど何も分からなかった。

 

BREWと言うビールの意味からビール瓶の蓋(王冠)をモチーフにしたロゴにする事にした。

 

そこから手書きで描きまくった。鉛筆で何度も何度も書き直し、それをペンで塗りつぶしていく。

 

仲間にどうかと尋ね、もっとこうがいいと言われればまた手書きで書き直す。

 

でも時間を忘れて没頭してた。楽しかったんだと思う。

 

その時、PCを部品から作るほどのオタクの友達が(見た目はシュッとしたイケメン)が同じバイトだった。

その彼にイラストレーターというものを教えてもらった。さらに僕のPCにイラストレーターをインストールまでしてくれたのだ。

 

彼には本当に感謝している。

 

そして素人によるロゴが完成したのだ。

 

そしてパーカーのサイジングを決めなくてはならないのだが、身幅、着丈、袖丈、肩幅のバランスの難しさを知るのであった。

 

見本とするボディーを測って調整し、サイズ提出しても思った形と違う。

 

フードが小さかったり、肩幅が狭かったり、着丈が長かったり。と。

 

なんとか工場からサンプルが上がってくる。

 

そしてこれを展示会に出す事になるのだが、突然、展示会に出す事にためらいが出始める。

 

インタースタイルという展示会はスノーボード、スケート、サーフィンなど、横乗りのブランドが一挙に集まる展示会で、なんども遊びに行っていた。

 

横浜のデカい展示場で大手メーカーも有名ライダーも全国のショップもみんな集まる。この知り合いだらけの展示会にこのパーカーを引っさげてブースを出すなんて、自信がなくなってきたのだ。

 

ましてやブースを出すと言っても1番小さなブースでも3日間で10万ほどする。当時お金が無かった僕には投資が大きかった。

 

ブースの装飾にもお金はかけられない。

 

ブースの壁にプリントアウトしたライディングの写真を適当にノリで貼り付けた。こんなの高校生の文化祭レベルだ。いや、それ以下か。

 

不安と不安で展示会を迎えた。

 

スノーボードしてきてその当時10年以上経った事もあって、ムラサキスポーツをはじめ、各ショップやライダーも知り合いはたくさんいる。

 

その甲斐あってかブースにはいろんな人が立ち寄ってくれた。立ち寄ってくれたバイヤーさんにはビールを振る舞った。

 

そして3日間が終わりオーダーが入るのか不安だったが、取り扱ってくれるお店は15店舗ほど。

 

本当に嬉しかった。

 

それからBREWのイベントやったり撮影したりDVDを作って試写会したりと3年目には30店舗まで取扱店舗が増えていった。

 

2個下で高校が同じスノーボーダーの嶌崎将太、通称マイケルがよく手伝ってくれていた。

 

その年、マイケルと思い切った企画を考えた。

 

商品を自分達で配送しよう。と。

 

なぜか。

 

まだまだ知名度のないBREWはお店に並べば完全に埋もれてしまう。そうじゃなくてもスタッフさんにもブランドがよく分からないまま陳列されてはイメージが悪い。

 

直接お店に届ける事でコミュニケーションも取れるし、スタッフさんがBREWをしってくれたらお客さんに伝えやすい。あわよくばその土地土地でお酒を交わす事ができればななお良し。と。

 

そして北は青森、

 

南は熊本までの30店舗の巡礼配送が始まった。

 

車はミニバンを乗っていた。リアシートも外せばなかなか荷物は乗るが全部は乗らない。

 

そこで前半は東方面を回り、長野にもどり荷物を積み直し西方面を後半に回る事に。

 

日本地図をみながら回るルートとスケジュールを確認する。ショップが定休日では無いかも重要だ。

 

この配送をするにあたりこんな動画も作った。

https://www.facebook.com/brewclothes/videos/1825691474329274

ウケが良かっただけに周りからの反響がたくさんあった。

 

ショップさんもみんな喜んでくれて(たぶん)

 

ほぼ毎日お店さんとお酒を飲み交わし、記憶をなくし、時に血を流し(これはマジ)、無事に熊本まで配送を完了したのだった。

 

そして熊本から長野までの帰路は24時間かかった。

走行距離は6000キロだった。

 

このPRもかねた自社配送はのちに利益を生んだのか、赤字だったのか。

 

そんなことは知ったこっちゃない。

 

最初に配送を自分たちでやると言った理由も半分後ずけ。

ただ楽しいそうだったから。

 

結果ものすごく楽しかったし、一生忘れない思い出になった。

 

それで良い。

続く。

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BREW CLOTHES. produced by Nakamura Takayuki (pro snowboarder)

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